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タイトル |
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加賀能登の職人―手仕事の心― |
著者 |
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NHK金沢放送局 |
出版社 |
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日本放送出版協会 |
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角偉三郎氏の父上でもある輪島塗り下地塗師・角文遼氏に始まり、箔打ち師、挽物師、ろくろ師、桶師、加賀人形師、揚げ浜の塩師ほか、明治大正生まれの石川の職人17名の生の言葉をNHKテレビ番組での取材をもとにまとめたもの。くどいほどの金沢弁がちょっと気になるが今となってはおもしろい。桐工芸蒔絵師・近藤吉雄さんも登場している。この本が出版されたのは昭和56年だが、桐工芸を取り巻く状況はそれほど変わっていないように思える。のが問題だ。がんばろう。目に付いたのは当たり前のように何気なく書かれた次の文章。「子供は六人。漆器の町金沢に伝わる風習どおり、たらいの中に漆塗りのおわんを入れて産湯をつかった。おかげでみんな漆にはかぶれずに済んだ。」本当なのでしょうか? 気になります。 |
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