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タイトル |
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続職人衆昔ばなし |
著者 |
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斎藤隆介 |
出版社 |
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文藝春秋 |
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『職人衆昔ばなし』の続篇。数奇屋大工、家具デザイナー、椅子作り、織物、銘木商、箪笥職人など燻し銀のオヤジさんたち23名の聞き書き。あとがきにもあるのは、職人さんに仕事のコツを聞くと必ず「口じゃ言えねえよ。カンだよ。品物をよく見て味わってくれりゃ分るよ」と言われるという話。長い年月をかけて体にしみ込ませて覚えたことは言葉や論理じゃない。修行を積むことで技はもとより勘や感覚が磨かれていくのだろう。いい仕事をする人はとくに。どんな仕事でも。雑誌連載が昭和30年代後半でこの本の発行は昭和43年。そのとき既に続篇だけでも10名が亡くなられているという。
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