輪島朝市のど真ん中にある「イナチュウ美術館」のすごさは是非体験してほしい。
なにがすごいって、その所蔵品のすごさが一見わからないところがすごい。
西洋問わず、16世紀から19世紀の絵画、彫刻、家具、漆器、ガラス工芸など
400点以上が
展示されているそうな。
有名鑑定番組でも紹介されていたり、
著名な美術評論家が特別監修していたり、
とその価値は折り紙付き、らしい。
外壁や内装にも本大理石を使用、
所蔵品はオークションで90億円の価値があるなど聞くだけで、
豪華絢爛な美術館だが、なぜか緊張感がない。
観光客と干物だらけの朝市のせいなのか、
密集して展示されている美術品のせいなのか、
曖昧なキャプションのせいなのか、
自分の目で是非確かめてみてほしい。
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